川向山添遺跡 周辺散策(2016-09-10)

川向山添遺跡(四日市市西坂部町)で一般国道1北勢バイパス建設に伴う川向山添遺跡の発掘調査成果の公開 説明会があることを知った。敬老のイベントと重なり残念ながら説明会には参加できなかった。
しかし、天候も良いので現地周辺だけでもと思い散策した。
北勢バイパス、名四カントリー部でのトンネル工事の準備が始まっています!
イメージ 1

この先、鉄塔が見える辺りが、川向山添遺跡です!
イメージ 2
川向山添遺跡 全景!
イメージ 3
古墳時代後期の竪穴住居跡と掘立柱建物跡をまとまって確認することができ、 竪穴住居跡については、4m四方から7m四方の規模のものがあり、ほとんどの住居にカマドやその痕跡がありました。特に今回は7.8m×6.8以上の大型の住居が確認できました。出土遺物は、土師器、須恵器があったそうです。
今回の調査の結果、平成25年に調査を行った江田川遺跡と同じ古墳時代後期の集落が、丘陵の北側にも広がっていたことが確認でき、さらに、丘陵北側縁辺部では狭い範囲で竪穴住居の建て替えが何度も行われ、海蔵川沿いの低地を見下ろす良好な立地の場所に継続して居住していたことが分かったとのことです。
イメージ 5

イメージ 4